10/1日 (水) 院内機器メンテナンスの為、休診いたします。

ホワイトニング中の歯のお手入れ

ホワイトニング中のセルフケアの効果的な歯のお手入れ方法をご紹介します

目次

ホワイトニング中に気をつけること

① 色の濃い飲み物(コーヒー等)をだらだらと長時間かけて飲む習慣。

歯の表面にに着色しやすい物質が付着している時間が長くなる為、歯に着色が付きやすくなります。

色の濃い飲み物、食べ物(コーヒー・カレー等)の飲食後にうがいや、ブラッシングをしましょう。

②ホームホワイトニングを1ヶ月程、継続していくと知覚過敏が起きやすくなります。その場合はホームホワイトニンングを知覚過敏がおさまるまで一度、休みましょう。

また、ホワイトニングする前から知覚過敏がある方は、歯磨き粉に知覚過敏抑制剤が含有しているものを使用し、ゆっくりとホームホワイトニングするのをお勧めします。

その場合でも知覚過敏が強くなる場合は、歯科医師にご相談ください。

セルフケア

セルフケアとは、「自分自身で行う健康管理」のことを指し、歯科の分野では自宅で行うお口のケアを意味します。つまり、セルフケアはホームケアとほぼ同じ意味ですが、より広い視点で「自分の健康を守るために自ら意識して取り組むケア」として使われることもあります。

健康な歯は美容にも大きく影響します。毎日、楽しくオーラルケアの習慣を継続させましょう。

歯みがき(ブラッシング)


毎日の基本となるケアです。朝と夜の2回、できれば毎食後に行うのが理想です。

歯ブラシの毛先が歯と歯ぐきの間にしっかり届くように意識し、2本分の歯の幅で動かしながら細かく磨きましょう。

ペングリップの持ち方

ペングリップ:歯ブラシをペンを持つように軽く握る持ち方

歯ブラシを鉛筆を持つように、親指・人差し指・中指の3本で軽く持つ方法です。

ペングリップの利点

1. 力の入れすぎを防げる

 ペングリップでは歯ブラシを軽く持つため、余計な力が入りにくく、歯ぐきを傷つけたり歯の表面を削ったりするリスクが減ります。

2. 細かい動きがしやすい

 歯と歯ぐきの境目や奥歯の裏側など、細かい部分に歯ブラシの毛先をしっかり当てやすくなり、磨き残しを減らせます。

3. 歯ぐきへのダメージを軽減できる

 力をかけすぎることで起こる「歯ぐきの後退」や「知覚過敏」の予防につながります。

4. 毛先が広がりにくく、歯ブラシが長持ちする

 強い力で磨くと毛先がすぐに広がってしまいますが、ペングリップなら歯ブラシの寿命も長く保てます。

歯みがき粉

日本の**歯磨き粉(薬用歯みがき類)**は「化粧品」または「医薬部外品」に分類されます。

厚生労働省の基準で、医薬部外品に配合できる薬用成分(薬効成分)は「虫歯予防」「歯肉炎・歯周炎予防」「口臭防止」など予防効果を目的としたもの」に限られています。

いろんな予防効果のある歯磨き粉があります。

日本の歯磨き粉にホワイトニング薬剤が入っていない理由

• 漂白・脱色を目的とする成分(過酸化水素や過酸化尿素など) は「薬用歯みがき」には配合できません。これは薬事法(現:医薬品医療機器等法)で「医薬品に分類される処方」であり、薬局や歯科医での管理下でしか使用できないからです。

• そのため日本の市販の歯磨き粉の「ホワイトニング」は

• 研磨剤でステインを落とす

• 酵素でたんぱく汚れを分解する

• ポリリン酸やピロリン酸で沈着を防ぐ

などの着色汚れ除去・付着防止であり、本来の意味での「漂白」ではありません。

デンタルフロス


歯ブラシでは届かない歯と歯の間の汚れを取り除くために使います。

歯と歯の間に汚れが付き歯石になると汚れが目立ち、歯が茶色く汚れて見えます。

デンタルフロスをすると歯と歯の間に歯石が付着しにくいです。また、歯周病予防にも効果的です。

1. 糸巻きタイプ(ロールタイプ)

特徴:ケースに入った糸を自分で必要な長さに切って使うタイプ。コストパフォーマンスも高い

メリット:歯と歯の間に合わせて自由に長さや張り具合を調整できるき、使い慣れると一番しっかり汚れを落とせる

デメリット:使い方にコツが必要(慣れるまで少し練習が必要)小さなお子さまや高齢者にはやや扱いにくいことも

2. ホルダータイプ(持ち手付きフロス)

特徴:「Y字型」や「F字型」のプラスチックの持ち手にフロスが張ってあるタイプ • F字型:前歯に使いやすい • Y字型:奥歯に届きやすい(特におすすめ)

メリット:初心者でも使いやすい・持ちやすく、片手で使える・携帯にも便利で外出先でも使える

デメリット:フロスの長さや角度を調整できない・使い捨てなのでコストがやや高め

3. ワックスあり・なし

• ワックスあり:表面が滑らかで、歯の間に入りやすい。初心者向き。

• ワックスなし:やや入りにくいが、プラークの除去力が高い。慣れた人向き。

4. フレーバー付き

ミントなどのフレーバーがついたフロスで、使用後にすっきり感があります。口臭対策にも。

5. スーパーフロス(矯正中やブリッジ向け)

• 両端に硬さのある糸がついていて、中央がスポンジ状• 矯正器具やブリッジの下を通しやすい特殊なタイプ

マウスウォッシュ


補助的なケアとして、口臭予防や殺菌作用のある洗口液を使うのも効果的です。ただし、これだけではプラークは落とせないため、必ず歯みがきと併用しましょう

セルフケアとプロフェッショナルケアで健康な口元を保ちましょう。

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