歯石除去・歯のクリーニング– oral care –

予防歯科（オーラルケア）oral care

虫歯や歯周病にかかる前に予防をして発生・進行を防ぎます。

虫歯や歯周病は見つかってから治療するのが一般的になっています。
ところが虫歯や歯周病治療で本当に重要なのは、発生する前に防ぐことです。

特にお子様の乳歯は大人と比べてエナメル質・象牙質が柔らかく虫歯になりやすく普段からお口のケアーを行い、正しいブラッシングを子供の時に身に付けることで将来的なトラブルを未然に防ぐことが出来ます。

適切でないブラッシングや、糖分の過剰摂取などによって歯垢（プラーク）というものに変化したのちに放置したものが 、歯石と呼ばれるものです。
歯石になる前の段階である歯垢の状態ではブラッシングで除去が可能なので、日頃からしっかりとブラッシングをすることが重要になります。

お口のケアが手遅れになると、歯周病のために歯が抜けたり、虫歯を削って治療しないといけなくなります。

また、歳月と共に歯並びや歯ぐきの下がり具合なども変化してくるので、歯とお口周りの状態の把握・正しいブラッシングができているかのチェックは大変重要になります。

定期的に正しいブラッシングが出来ているかも指導いたします。

歯石除去・口腔衛生管理および歯周病・歯肉炎の治療
（保険適用）

現代医学ではお口の中の歯周病菌が、たまたまに口の中の血管に侵入し体内をめぐり、さまざまな臓器で病気を引き起こすことが知られています。
そして、お口の中の汚れの歯垢や舌垢が口臭の大きな原因となります。そのための予防が歯石除去です。
保険治療で歯石を取り、歯ブラシの使い方やフロス、歯間ブラシの使い方も実際に使っていただきながら、指導いたしております。

歯周病について

歯周病とは、歯を支えている歯肉や顎の骨が、炎症を起こすために、歯茎の脹れやあごの骨が破壊される病気です。
日本人の40歳以上の約８割がこの病気にかかっているといわれ、放置状態では完治することはなく、ひどくならないうちに治療する事が重要です。

お口の中には、普段300～500種類の細菌が住んでいると言われています。
これらが、適切でないブラッシングや、糖分の過剰摂取などによって歯垢（プラーク）というものに変化します。
変化した歯垢には1mgあたり10億を超える細菌が住みついていると言われ、これが炎症や歯を溶かす原因になります。
歯周病は糖尿病、心臓病、脳卒中、慢性腎疾患、肺炎、骨粗しょう症、癌、早産などの合併症を伴うことがあり、歯周病を防ぐことは他の病気の併発を防ぐことにもなります。

歯石の除去

歯垢と呼ばれる状態ではブラッシングによる除去は可能ですが、取り除かないままで放置しておくと硬化し、ものの数日ほどで歯石と言われる物質に変化します。
変化してしまった歯石は歯の表面に強く付着し、ブラッシングだけでは取り除くことができなくなります。
この歯石の中や周りに更に細菌が入り込み、歯周病を進行させる毒素を出し続け、周りの骨を溶かし続ける原因となってしまいます。
歯垢の除去のために正しいブラッシング、歯石取りを行い、歯周病の発生進行をくい止めることが最重要になってきます。