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ところで「プラーク」ってなに??

枚方の皆様、こんにちは、TURUSAKIきれいな歯クリニックさくらのブログ担当です。
今回は口臭や歯周病の原因となる「プラーク」について、ご案内いたします。

 

細菌の住処「プラーク」

プラークは、虫歯菌・歯周病菌・そのほかの微生物と、その代謝物です。
歯周病菌などの微生物は食べかすに含まれる有機質を栄養にして活動を活発にします。
お口の中に食べかすを残さないことはとても重要なことです。

プラークが増えると、細菌が増殖して虫歯や歯周病、口臭を招きます。
食後8時間ほどでプラークは作られると言われています。

 

プラークから歯石へ
お口の中で発生したプラークは、ケアもせず放置しておくとやがて「歯石」へと生まれ変わります。歯石とは、歯についたプラークが唾液の中のカルシュウム酸などと反応、軽石状(石化)に硬く変化し、歯の表面にびっしりと張り付く厄介者です。

この厄介者の歯石、その中には死んだ細菌のかたまりが沢山あります。

 

歯に張り付いた歯石の表面はデコボコしており、そこを温床として細菌が繁殖し、プラーク歯石の上に付いてしまいます。
食後8時間ほどでプラーク生成され、
そのプラークは約48時間で歯石になってしまうことが明らかになっています。

 

歯石の放置は、更なるプラークの発生と歯石の増加への悪循環を招きます。

プラーク歯石の付いたままの歯は歯周病が進み、歯茎と顎の骨に炎症が起こります。
炎症の状態が続くと、顎の骨が破壊されるので歯がグラグラになり、食べ物が噛めなくなります。
ここまで歯周病が進行すると、普段の歯磨きにも痛みや出血の影響で十分なケアが出来ない場合も多く、炎症の重篤化を招き、やがて歯は抜けてしまいます。

 

プラーク歯石になってしまうと歯ブラシや歯間ブラシで取り除くのは不可能です。歯科医院で歯石を除去(歯石取り)してもらうようにしてください。
歯間ブラシは歯と歯の間に残った食べかすから生成されたプラークを取ってくれる強い味方です。

 

さあ、それでは僕をピカピカにおねがいします!

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